概要
金融市場及び仮想通貨マーケットの動きを一週間まとめて振り返っています。仮想通貨はビットコインだけでなくマーケット全般を見るため、Bloombergインデックス等を見ていきます。
加えて、簡単なニュースの動きなどをつけていきます。最新のものはツイッターアカウントで更新しているので、こちらのツイッターや#仮想通貨インデックスのタグをご覧ください。
「FOMCはハト派化進むも、株価は伸び悩む」
各種インデックスの動き
(主要インデックス、2019.3.29)
金融市場は特に言うことなし!世界的にも金融政策のハト派化を確認しつつ、その背景を探るステップ。vixは減少。
- 仮想通貨はレンジから若干上昇。取引所トークンの躍進進む。
- 債券は短期と長期が変われ、ねじれが若干解消される方向。
- 株はFOMC以降上下に揺れる動き続くも、総じて若干上昇傾向。
- 原油の上昇、VIXの下落目立つ。
主なマーケットの出来事
主要な動きを箇条書きにします。詳しくはツイッターのツリーでニュースをぶら下げてあるのが読めますので、ご参照ください。
金融市場のニュース
(SP500の動き)
- BREXIT、4/12のEU向け期限までに目処立たず、混迷極める
- 米国の対中交渉は今後数カ月にわたって続ける用意があると、クドロー国家経済会議委員長の発言。株価にはネガティブ
仮想通貨市場のニュース
(TradingView Total指数の動き)
- バイナンスの新規通貨発行(IEO)新ルール公開でさらにBNB上昇
- 日本で大手資本(IIJ他)傘下の仮想通貨販売所Decurretが認可
- 仮想通貨レンディングのBlockFi 貸し手の殺到により利率引き下げ
新しい認可取引所 Decurretについて
今週は特に目を引く話題もなかったんですが、強いて言えばこのDecurretですね。もう色々ニュースになってるけれど、参入資本がガチガチです。
これはいいことなの?
仮想通貨に触れやすい窓口が増えるってことはいいことなんじゃないかな?板取引ではないようだから、カバー先が気になる所だけれど…その辺の情報はまだこれからかな。
個人的には、日本の取引所とか日本の個人/企業マネーって、仮想通貨では散々世界からカモられてきただろうから、こういったところから反撃に出てくれると嬉しいという思いはあります。
一時期は、日本が世界の仮想通貨をリードする!
みたいなノリあったのにね。
前はあったんだよねぇ。今は…
ただ、このDeCurret、株主に広告会社や鉄道会社もいるのが面白いよね。
ただの取引所として儲けられるかは今ひとつなんだけれど、決済やレンディング、その他マーケティング事業とつなげられれば面白いと思う。レンディングも今はかなり貸し手が盛んで、市場拡大余地があるみたいだし。
最近話題だった「仮想通貨レンディングで年利6.2%」が、貸し手の殺到により一定額超過分は年利2%に引き下げ。金利収入を求めるヘッジファンドやVCからの需要にCEOは「個人向けを想定していたので驚いた。電話さえ入れずに10億円分以上入金してくる顧客も想定外だった」と。https://t.co/OAtwfSXS3Z
— ∵ @コインチェック (@btc_dakara) March 24, 2019
あとはマーケティング事業だね。仮想通貨は、功罪あれマーケティングとの相性は抜群だから、広告会社にそこは期待したい。
DeCurret、ウェブサイトのポエムがオタクの好み!
見て!!!!
お金は一つの愛である…
お金は一つの愛である…
自分や誰かを守りたいと願う、ひとりひとりの愛の話である…
(どうしてこうなった。。。)
今週は手短にこれだけにします!
ただし今回、この話題のバイナンスのビジネスモデルに関する寄稿を頂けました!!!どうぞご覧ください。
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※オタクの戯れで作ったDiscord内に、俺のインデックス専用チャンネルを作ってもらいました。記事をそこで作っているので、暇なら遊びに来てください。
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