アルゼンチンの予備選挙と、株やビットコインへの影響は？
Argentine bank Banco Marco stock and Grupo Financial (GGAL) sank 53% and 56% respectively.ビットコイン先生どころか弱小アルト状態です。
①10月の「予備選挙」
②左派なのに「ポピュリズム」
ってあたりが分かっていない。
①政権、政策の振れ幅が大きい
②財政が脆弱
③外需依存が強い
④国営企業の経済影響度が大きい
とかかなぁ
https://twitter.com/kabutociti/status/1160921622670274560?s=21
こういう振れ幅はすごいですね…
南米あるあるとして、まず大統領選挙があると経済は落ちます。先行き不透明になって、投資を控える傾向があるからだと思います。
上記だと①に当たります。
（注）各政党（連立を含む）の統一候補を選ぶ選挙だが、各政党とも既に候補者を党内で選出済み（2019年6月28日記事参照）。党内候補者選びという本来の意味を持たないが、PASO自体は実施され、得票率1.5％以上を獲得した各政党や連立政党における最多得票者が、大統領候補者として10月27日に行われる本選挙へ進む資格を得る。有権者であれば、誰でも投票できる。
現地で聞くと理由は穀物の不作とそのタイミングで為替がオモチャにされた感があるので、マクリさんも可愛そうではあるんですが、でも立て直せなかったよねと。
米国利下げムードで、新興国もりかえしてはいたんだけど、実体経済はツライですね
「債券がネガティブな動きをする可能性や資本規制、ある種の強制的な債務のリプロファイル（繰り延べ）の公算がかなり大きくなったことを市場は今や織り込む必要がある。他の新興国市場への混乱波及が長引くとみる理由はほとんどないが、商いの薄い８月の市場では流動性の乏しさから相場が行き過ぎるリスクが増幅される」と述べた。
ツライですねー。実態としては、まず住んでる人の生活が厳しいです。失業率が徐々に上がって10%。ブラジルの12.5%よりマシですが、ここ数年見たことなかったホームレスがブエノスアイレスでよく見るようになりました。しかも若い人や子連れ。
輸入品の価格が上がって相対的に給料も下がってるので、働いてる人も中々苦しいです。
支払いのタームも普通は90日とかですが、リスクがでかいんですごく短くなってます。
ステーキ超安く食えますよ。
記事ネタになりそうな私が撮った画像貼っておくので、もし良ければ使ってください。
アメリカよりブラジルよりアルゼンチンの肉が好きです。
以前TokenLabにアルゼンチンのビットコイン需要について寄稿しました。バスや地下鉄に使えるアルゼンチン運輸省が発行するSuicaみたいなSUBEってカードがあって、ビットコインチャージできて需要進むぜ！って話あったけど、全く使ってないです。
USDTとか使えるとたしかに便利なんですけど、そもそもARSをBTCに変えるのが普通の人には大変なんです。
アルゼンチンのスタッフに聞くと、給料もらうとすぐUSDにしてて、使う分だけARSにしておくほうが自然だし楽なんです。
Coin Tokyoの記事リンクにも2019年中にBTC ATM 1600台って言ってるけど、百億万%無理です。今確か8-9台で、現地のATM数台見てきましたが、しかもそんなに使われてないです。
https://cointyo.jp/article/10004949
Coin RaderってBTC ATMをまとめてるサイトのレポート見ると、全世界のBTC ATMって平均して一日に1-2回しか使われてなさそうなんです。公共交通期間がBTC決済できるようになったから、ATMで下ろす人居るんじゃない？って思ったんですが、BTC決済の必要性がないし、安定した資産ならUSDが良いし…。という感じで。
ATMの使い方も、そんなに難しくないとはいえ、一般人には難しいんだと思います。
カニーヒア？（古い）
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