今週のマーケット「FOMCはハト派化進むも、株価は伸び悩む」（2019年3月24日）

今週は注目されたFOMCが市場予想以上のハト派化を示すも、経済見通しの悪化から株式市場は困惑ムード。週間ではSP500はマイナスとなり、VIX上昇。

仮想通貨は大きな動きがないが、若干出来高の減少も見られる。

主要な動きを箇条書きにします。詳しくはツイッターのツリーでニュースをぶら下げてあるのが読めますので、ご参照ください。

エフオーエムシーって読みますね大抵は。

FOMCが何かは、下の記事にまとめてあるから、読んでおいてね。

そう、今回は思ったよりハト派化した、つまり株式市場にはプラス材料となる、緩和的な金融政策を発表しました。

事前の見通しだと、どちらかというと市場の期待が強すぎて、思ったよりもタカ派（引き締め）になるネガティブサプライズがくるのではという論調もあったんだけどね。

参考資料：PGIMレポート

①年内の利上げ予想が０回、

②バランスシート縮小を９月までに停止

ですね。

難しい話を全部取っ払っていうと、今まで中央銀行は量的緩和って言って、市中の債券を買いまくってたんです。お金をばらまくために。日銀がETF買いまくってるのと一緒。これがバランスシートの拡大。

で、去年はそのバラマキをやめて債券を売って資金を回収してた。これがバランスシートの縮小。

そういうことです。

ばらまいてるお金を回収してたんだけど、しばらくそのままにしといたるわ！ってやったの。

債券は売られないから、価格が上がる。市中にはドルが予想より増えるから、ドルの価値は下がる。金とか、コモディティのドル建ての価値も上がる。

そこなんだよね。株は下がってるのが今回のポイント。

正直今回の急なハト派化の加速に対して、マーケットは

①中央銀行が年末の株暴落にひよっただけ

なのか

②本当にマクロ環境が悪くなっているのか

が判断できず、疑心暗鬼になってる感じ。金曜のドイツの指標なんかもかなり悪いし、アメリカの住宅指標も相変わらず悪いからね。

債券、特に長期債なんかは

①中央銀行が売らないから上げ、②リスク回避の意味での株から債券の逃避の両方の意味もあって、とりあえず買っとけの動きだったんだけどね。

株は足踏みの動きでした。

Brexitはもはやただの時事ネタと化してるけど、以下のツイートやレポートがわかりやすかったです。

すごい簡単にいうと、英国は６月まで延期できないか〜って話だったんだけど思ったより延期時間もらえなかったみたい。4月１２日までに方針もって来い！ってEUの人が怒っとる。

やっと仮想通貨だ。取引所トークン人気だねぇ。

教科書的な確認だけど、

A.ICOと違って取引所に上場が確定してる

B.取引所のデューデリという安心感

C.流行りだから上がるだろうというノリ

D.価格操作出来高操作も味方につけようというよこしまなノリ

あたりが人気の要因だよね。

うん。正直グレーすぎて触れたくない。調子に乗って変なところにパスポート送るとか、正気の沙汰じゃないからね。空港で呼び止められても知らんよほんと。

（オタクは話を聞かないからな）

あんま興味ないけど、CoinMarketCapさんでもSだAだレーティングを言い始めましたね。

そもそも信用格付けとかって、債券や証券化商品でも、お偉いさんがハンコ押しやすくするくらいの意味合いしかないんじゃないって思ってるんだよね。

一応どんな要素で中身見てるかくらいは、以下のサイト眺めとくくらいでいいんじゃない。

（ぶっちゃけ普通にCoingecko見ておけばいいと思った）

最後にまたCoinMarketCapなんだけど、インデックス情報を配信するって出て来ましたね。

（秒でバカにされてるの、想像できるんだよな）

一応中身見てみようと以下のサイト見たんだけれど、まだ詳細見れませんでした。

残念ながら、まだ全然そんなレベルじゃないね。

そもそも、200も銘柄計測したところで上位銘柄コロコロ変わるし。200位近辺なんて意味不明な銘柄もあるし、下手すりゃ毎日変わるでしょ。

そういった構成銘柄のロジックとか理論的なとこ詰めて、かつ実務的な投資形体（投信とか）が詰められるのはいつになるのかって感じ。

まだまだですねぇ